9月に入ってからは暑さも落ち着いた一方、曇りが続き、下旬になると台風接近など雨が増えました。

いちじくが甘く熟すにはやはり日光が必要で、雨が続くと実は下からぱっくりと割れてしまいます。一番採れる時期は8月~9中旬ということで、収穫量自体もガクッと減ってきたそうですが、テレビの取材が来たり、新聞に掲載されたりなど反響はどんどん広がっていく一方で、いちじくを買い求めるお客様は日々絶えません。

稲刈りも雨が続くと作業がなかなか進まず。
ボランティア開始前半の晴れた日に稲刈りをした際は、僅かな作業時間でも体力を消耗し、「これを毎日続けるのは無理だ」と不安になりました。以降、そんな気持ちを察してか、見事に天気は崩れていきました……。(笑)

 

誠農社で育てているお米の品種に、「漢方農法米コシヒカリ」があります。このお米は、農薬・化学肥料を一切使用しないため頻繁に草取りをしなければならず、とても手間暇かけて育てられています。周りにはほかの農家の田んぼも広がっていますが、農薬を使用しているので誠農社ほど草が生えているところはありません。
品種やその年にもよると思いますが、誠農社の稲は苗から分結した茎が多い印象で、ずっしりと稲穂が垂れ下がっていました。

誠農社の田んぼ

今年は新型コロナの影響で、田植えや農業体験イベントの多くが中止になったそうですが、稲刈り体験に何家族か来られて、私も見学しました。作業は稲を刈り、まとめて束ねて、天日干しにするまで。普通は乾燥機で乾燥させるため、自然に乾燥させたお米を食べる機会はなかなかありませんよね。
今年のお米は一体どのような味なのか、とても楽しみです。

稲刈りが進まず体力を余してしまった日には、スタッフの皆さんと近くの神社や寺院へ足を運びました。
ボランティアの間に、アニメ「らき☆すた」でファンが多く訪れるようになった「鷲宮神社」、季節によって藤、紫陽花、銀杏が楽しめる「玉敷神社」、関東三大不動尊のひとつで節分でも有名な「不動ヶ岡不動尊總願寺」、大銀杏や本堂など指定文化財を有する「龍蔵寺」を巡りました。
どこも歴史や風情があり、見応えある場所でした。また、龍蔵寺の近くにある上皇様も訪れテレビ番組でも紹介され有名な「子亀うどん」で食べた肉味噌うどんがつるつるしていておいしかったです。

 

あっという間に1週間が過ぎ、ボランティアも無事終了。わずかな時間ながらも、“収穫”の一端を垣間見ることができたのではないかと思います。
農作業はもちろんですが、藤田社長をはじめスタッフの皆さんから、農業に関する知識や今後の課題、そのほか地域の歴史などさまざまなお話を伺えたのも貴重な経験。農業、自然、人との繋がりの大切さを感じた時間でした。
T.H

 

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