お米の脱穀作業をお手伝い
米の脱穀作業手伝いをしました
いつもカフェや給食で届けてもらっているお米袋を自身で作る作業です。
この作業は農作業小屋でやるのですが、ここの小屋が出来たころから知っていたし、電気工事士として電源関係のお手伝いをしたこともあります。
それなりに何度も入っていた事もあったのですが、「これが何の機械でなにやっているか。」長年わからないものでした。
という疑問解決につながった今回の貴重な機会です。
大きな機械にスイッチ入れて、機械が温まるのを待って動かすと、脱穀前で乾かしていたお米を、機械が脱穀してくれます。
機械のスピードに負けないようにどんどん一袋30Kgの袋をセットして、お米を詰めていきます。
丁寧に一袋ずつ詰めて、しっかりと縛って、しっかりと置き場所に収めるという事を、一人か二人で数時間運び続けるわけですね。
ここで脱穀して袋に入れたものを保管庫に入れて、食べる直前に精米作業をするのが美味しい食べ方なのですが、カフェではそういう形でお米を頂いています。
漢方農法米オーナーの時も、こういう形でお届けできるのですね。
ほんの一部作業だけやるだけでも、物の見方って変わるものです。
カフェでご飯がお届けできるのは、いやまったく天の恵みと農家さんのおかげですね。
何回かこなして少しコツが掴めてきたぐらいの所で、お手伝いは終了しました。
農園でなんとなく関係していた自分でも、色々と感じるところがあるので、まったくそうではない人にとっては、すごく大きい事だと思います。
コンバインの為に鎌で稲刈り
ちょうど滞在している時は稲刈りイベント前の時期で、稲の実りの時期でした。
この時に、鎌を持たされて、田んぼの角っこを刈る作業がありました。
何のためと思ったら、コンバインの通り道を作る為のようで、大型の機械を使うにも、実際こういう鎌を使った作業も欠かせないんだという事です。
その時に、ファーマーさんから聞いたのですが、だからこそ鎌のような道具はとても大切で、毎回使うたびにしっかりと泥を落とし、油で磨いてメンテナンスして切れ味を保っているという事。
鎌の切れ味は本当に鋭く、一般的には切れ味の悪い道具は危険なので、わりとさくさく作業ができました。
細やかな作業の為に、人間の手というものは、まだまだ必要なんだなと感じた稲刈りです。
カフェで離れの宿泊者向けの朝食
農園では、実際にここでやりながら紹介している長期体験型の滞在プログラムだけではなく、昔からある離れを改装した上質な空間での癒しのひと時を味わうという、そういう少人数向けの宿泊サービスもあります。
料金も発想も全然違うもので、どちらかというと観光寄りになります。
農園滞在中に、離れで宿泊されたお客様がいましたので、朝のカフェで同じ朝食を食べさせてもらいました。
卵かけごはん定食というもので、卵も平買い卵を使っています。
カフェはありがたいことに本当にたくさんのお客様に来てもらっているのですが、農園の農薬不使用のお米を贅沢に使っています。
お米仕事にかかわった後のごはんは特に美味しいですね。
長期滞在でも基本的には朝ごはんは週5日でお付けすることになっていますが、今回の写真よりお仲間という事で少し簡単な形にして、少しお安くする方向になっています。
次回「雑草」に進む
タグ :実際にやってみた 農園に仲間として滞在する 農園ライブキャンパス