誠農社では、加須市油井ケ島のご近所さんから
依頼を受けた田んぼの管理、耕作も行っています。
(上記写真は、漢方農法米を農薬不使用で作っている田んぼです)
多くの田んぼは、慣行栽培で多少なりとも農薬を使用していたため、
ファーマーさん曰く、農薬を使用せずに7年目を迎える田んぼに比べて
土の固さがまったく違うそうです。
どのように違うかというと、
農薬により土の微生物が死滅してしまうので、
微生物による分解がなされず、作業を行う上でも
土の固さを感じるのだそうです。
昨年、同じ田んぼで取れた藁の分解も、
農薬不使用の田んぼに比べると
思うように進んでいないとのこと。
このように、作業の一つ一つにおいても、農薬を使用した場合と、
農薬を使わなかった場合の違いがあきらかに出てくるのです。
それは、その田んぼに命が宿っているのか、否かの違いだと思わざるをえません。
私たちは「多くの命の力で生かされている」ということを思えば
様々な命のかかわりや自然の恵みに
改めて感謝の気持ちを持たずにはいられない誠農社一同です。
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