11月7日は収穫の終わった作物の片付けと、みやま小蕪の間引きを行います。
このみやま小蕪ですが、野口種苗育成。(S26)S30年代から40年ごろにかけて、日本種苗協会主催/全国原種審査会「金町系小かぶの部」で農林大臣賞を連続受賞したとても優れた品種でした。しかし時代が変わりその後の審査会では一代交配種(F1)の当代によりすっかりと影を潜めてしまいます。形、生育、共に良く揃う一代交配種には到底かなわなかったのです。
審査会で賞を取ることは無くなったものの、その固定種小蕪の味は大手種苗メーカもわかっていて、審査会終了後は「正直F1の蕪なんてマズくって食えね~からよっ」と言って、自分のところの蕪は置き去りにして野口種苗の蕪だけを持ち帰ったそうです。
そんな固定種小蕪の逸話ですが、このような話は小蕪に限らず他の固定種野菜でもあったことは容易に想像できます。そんな時代の流れの中で本来の美味しさと姿を持った野菜が消えて行っているのです。これはとてももったいないことです。
確かに一代交配種は生育が早く形が揃うので大量生産には欠かせない品種です。しかし自家消費用の野菜を育てるのにその性質は必要ありません。むしろ生育が揃ってしまうことで収穫しきれずに困った経験をした方が多いと思います。家庭菜園あるいは農家でも個人宅配を主に行っているお宅では、生育にバラつきのある固定種野菜の方が向いているのです。味に関してはお墨付きですし(笑)
そんな美味しい固定種野菜が誠農社の畑にたくさんあります。収穫までにはまだ手間と時間がかかりまが、そのひと手間が美味しい野菜を育てるのです。
概要
11月7日(日)9:00 ~ 12:00頃
場所:エシカル油井ケ島 自然栽培畑
当日は農作業を行いやすい格好でお願いします。
軍手、作業用の靴などを準備下さい。
靴は畑がぬかっている時以外は足袋が一番良いです。
天候不良の場合には内容が変更になる場合がございます。


